「チャレンジ」制度

当社の昇格・昇進は一風変わった「昇格チャレンジ」という制度をとっています。

昇格チャレンジ制度とは

昇格が単なる年功序列や、不透明な過程でなされることがなく、貢献主義と一体になり、社員の意欲と、実績に応える形で行われる制度です。
昇格チャレンジでは、職責を全うできる職務能力を、昇格後(昇格前ではなく)に、広く身につけていけそうか否かが、合否判断の基準となります。昇格チャレンジャーはレベルアップが必要な職責、職務能力面での具体的な方針・課題を定め、それらの突破口を開くことで力量を実証します。

職務能力とは

当社では、職務能力を「協働能力」と「専門能力」の両面から成り立つものとしています。昇格するにあたり、会社方針を理解し、チームで適切に振る舞い、他者やチームの力を引き出す「協働能力」の研鑚と、部署や部門の相応の課題を認識し、解決する「専門能力」のレベルアップが求められます。

チャレンジコースの選択

キャリア形成のコースとして、専門職と管理職があり、昇格チャンレジャーは経営者・上長と協議の上、適切と判断されるコースを選びます。

チャレンジコース図版

昇格チャレンジの流れ

1. チャレンジャー認定・研鑽書作成

本人の希望と上長の推薦を受け、会社が認めた人が“昇格チャレンジャー”となり、「自己研鑚書」を作成します。研鑚書の作成にあたっては、上長のアドバイスを受けながら、今の自分のレベルアップすべき点や、昇格後の職責で必要となる職務能力とは何かを、深く考えます。数回の上長と経営者との面談を行い、研鑚書が完成すれば、そこから「チャレンジ期間」に突入です。

2. チャレンジ期間

昇格チャレンジャーはチームの仲間も巻き込んで、自分が設定した課題が達成できるように取り組みます。係長級で3ヶ月、課長級で半年程度がチャレンジ期間となります。

3. チャレンジ期間終了・合否判定

期間終了後には、昇格チャレンジャーと上長が「評価書」の作成を通して、課題の達成度合いや、立てた目標への到達度など、成果を明確に判断します。評価書を用いて目標達成の最終審査を行い、昇格の合否が決まります。本人も「合格」、上長も「合格」と判断し、会社が認めれば昇格チャレンジャーは晴れて昇格となります。