クリロン化成

用語集「た」

 

耐ピンホール性

フィルムは内容物や環境に対して必ずしも絶対的な強さを持っているとは限りません。そのため様々な原因により穴が開くことがあります。穴が開くこと(ピンホール)に対する抵抗力は、原因によって分類されます。

折れ曲がりに対する耐性のこと。内容物を詰める際や流通段階などで、強く折り曲げられたり、繰り返し折り曲げられたりすると、折れ曲がりのカドの部分などで穴が開くことがあります。

ボールペンの先の様に先端の尖ったものをフィルムに突き刺したときの耐性のこと

摩擦の摩耗に対する耐性のこと。輸送時などに、一緒に梱包された隣の商品と擦れたり、段ボールや作業台などと擦れたりすることで、フィルムに穴が開くことがあります。

単体フィルムと複合フィルム

強度や酸素バリア、柔らかさなど、フィルムに求める機能を単一の樹脂で実現するのは困難です。そこで、必要な機能を得るために、単一樹脂によるフィルムを重ね合わせたものを、「複合フィルム」と言います。 たとえば、ポリエチレン単体のフィルムは、廉価で気軽に使えますが、強度が弱く、食品を劣化させる酸素なども多く透過してしまいます。一方、ナイロン単体のフィルムでは、強度や酸素バリアは優れていますが、熱による加工が難しく、取り扱いに難があります。そこでナイロンとポリエチレンを組み合わせることで、取り扱い易く強度もあるフィルムが出来上がります。プラスチック包装は複合化の技術により飛躍的に進化しました。

チューブフィルムとフラットフィルム

フィルムは、「原反」と呼ばれる巻き取られた状態で出来上がります。このとき、フィルムが筒状になっているものをチューブフィルム、シングルトイレットペーパーのようになっているのをフラットフィルムといいます。

チューブ袋

チューブ形状のフィルムの底側をシールすることで袋状にしたもの。クリロン化成の規格袋では、しん重もん・シグマチューブなどがあります。

チルド

5~-5℃、ないし2~-2℃前後の温度帯での保存のことを言います。水分が多い食材などで、凍らせたくないが限りなく低温で保存したいものに用いられます。冷凍品より新鮮さがありますが温度管理が難しく、日持ちが30~45日と短くなります。品質の安定性があることから需要が増大しています。チルド食品は通常3~7日以内の短期間で販売します。

突き刺しピンホール

ボールペンの先の様に先端の尖ったものをフィルムに突き刺したときに発生するピンホールのこと。

低温保存

加熱が菌を死滅させるために行うのに対し、低温での保存は菌の繁殖を抑え食品の鮮度を保つために行われます。

透明性

フィルムの透明性を表す指標として「ヘイズ」(霞み度)と平行光線透過率があります。ヘイズは、光をフィルムに入射させたときの光の散乱の度合いであり、数値が大きいほど曇っていることになります。平行光線透過率は、平行光線をフィルムに透過させ、反射、散乱、屈折、吸収などによるロスがどれだけ少ないかを計測したものです。

凸版印刷

印刷インキを付着させる面が、凸状になった印刷板を用いる印刷方法。細かい印刷が鮮明で、文字を主体にした印刷などによく使われています。