クリロン化成

用語集「は」

ハイレトルト

130℃以上の殺菌。微生物の殺菌では、温度を上げると殺菌時間は飛躍的に短くなります。加熱時間を短時間にすることで、内容物の劣化を抑えることが出来ます。ハイレトルトの際の高温(130℃以上)に耐えうるフィルムというのは限られており、特殊なフィルムが必要です。

ヒートシール

加熱した金属板をフィルムの両側から接触加圧して接着する方法。

引裂強度

フィルムを引き裂くときの抵抗力を言います。フィルムにつけた切り込みを切り裂く場合と、切り込みのないフィルム端を切り裂く場合を分けて考えます。

引張強度・引張伸度

フィルムを縦または横方向に、ゆっくりと引っ張り、切断された時の力の強さを「引張強度」といい、切断された時点でのフィルムの伸びを「引張伸度」といいます。引張伸度が大きいフィルムは、より柔らかいと言うことも出来ます。

深絞り包装機

深絞り包装とは、内容物にあわせた金型を用いてフィルムを熱成形させたボトム材に、トップフィルムを貼り合わせ、真空包装する自動包装のことを言います。ボトム材と呼ばれる、機械の下側に流れるフィルムに、熱成型によって凹みを作り、そこに内容物を充填後、上からトップフィルムを貼り合わせて内容物を密閉し、最後に一つ一つ切り離して完成します。オペレーターは内容物を充填するだけで済むので、効率よく大量にパッキングすることが可能です。

物性値

プラスチックフィルム

包装資材としてのプラスチックフィルムには以下のメリットがあります。

これらの理由からプラスチックフィルムは急速に普及しました。
近年では、石油資源の枯渇や地球温暖化の問題から、石化製品であるプラスチックフィルムの消費を抑える動きがあり、過剰包装などが見直されてきていますが、衛生性・成形性など他の素材では代替が難しいのです。

プラマーク

2000年4月から、容器包装リサイクル法が完全施行され、プラスチック製品もリサイクルの対象とされました。それに伴い2001年4月に資源有効利用促進法が施行され、プラスチック製容器包装についても識別表示が義務づけられました。 しかし、識別マークのデザインや表示方法は「各事業者又は業界毎の対応に委ねる事項」とされ、プラスチック製容器包装については「プラスチック容器包装リサイクル推進協議会」が定めたマークが一般化しています。

プラマーク表示のガイドライン
プラマークには、用いられているプラスチック製品の原材料を併記することとされています。複数使用されている場合は、主要な二つを表記し、主原料に下線を引きます。 容器包装の表面に1か所以上、ラベル(シール)を貼り、または刻印することにより表示します。 表示サイズは、ラベルなどの印刷の場合は高さ6ミリ以上、刻印の場合は高さ8ミリ以上とされています。

フレキソ印刷

凸版印刷の一種で、版材にゴムを使用しているもの。手軽に、安価で高速な印刷が出来ます。

ボイル

100℃までの殺菌。加熱殺菌の中で、最も簡単な方法がボイル殺菌(湯殺菌)です。食品をかごに入れ、一定温度の熱水槽(沸騰状態)の中に一定時間浸すという方法がバッチ方式。熱水槽の中をトンネル式に通して殺菌する連続式があります。容器包装内に空気が残っていると、熱伝導が悪く、浮き上がって殺菌効果が低下するので、脱気包装もしくは真空包装されます。

ポリエチレン(PE)

一般に、ポリエチレンは密度が高くなると、強度、耐熱性、融点、ガスバリア性、耐薬品性が向上し、密度が低くなると耐衝撃性、透明性、ヒートシール性が向上する。密度によりLDPE(低密度ポリエチレン)、HDPE(高密度ポリエチレン)などがある。

ポリエチレンテレフタレート(PET)

耐熱性が非常に高く、耐油・耐薬品性、保香性が優れます。剛性・耐摩耗性が高い。PETボトルの原料。

ポリ塩化ビニリデン(PVDC)

特にガスバリア性に優れる樹脂で、コート剤としても適します。PVDCをフィルムにコートすることで、バリア性が大幅に向上します。いわゆるKコートです。燃焼により塩素が発生します。

ポリプロピレン(PP)

性質はポリエチレンに似ているが、強さと耐熱性に優れます。透明性、防湿性、耐油性が良好。